法律 法令 違い

少しだけ理解できた法律と法令の違い
法律と法令の違いは何かと問われても、とても難しくて返答に窮しますね。
日常を法の世界とは別の場所で生活している人でその違いを明確に理解できている人はあまりいないのではないかと思います。
もちろん私もその一人ですが、頑張ってその違いについていくらか理解を得ることができました。
法律は、行政や国会議員から提出される法案が国会で審議され、制定されたルールです。
一方、法令は、その下にある政令(内閣が制定する命令)や省令(各省の大臣が発する命令)をも含みます。
その他に、地方公共団体が国とは別に定める法や、国際法に則って結ばれた条約や、条文(法や条約などを箇条書きにしたもの)も含まれます。
こうしてみると、「法律と命令を合わせたルール」と覚えておいても誤りではなさそうです。
ただ、「法令とは何か」という明確な定義はないそうで、「国民(住民)の権利・義務に関する定め」として理解され、そのような意味で用いられることが多いそうです。
そう聞くと、もっとよく理解しようという気になりますね。
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